ロンドンフィキシングはイギリスの仲値で、夏時間は午前0時、冬時間は午前1時に行われています。
仲値とは、為替や企業間の取引レーをを決める時間で、この前後は激しく動くことが多いです。
東京の仲値は9時55分、ニューヨークの仲値はオプションカットと言って夏時間23時、冬時間午前0時に行われます。
この仲値の中でも動きが最も激しいのが月末のロンドンフィキシングで急激な値動きが起こりやすくなっています。
短時間で20〜30pips動くこともあり、20pips上がったと思ったら、15分後には30pips落ちたということもあり、あらかじめ指値や逆指値を浅めに設定していたら、損切り利確どっちかに短時間で触れてまた、元のチャートの流れに戻ったりするというギャンブル性の高いトレードになり、また、動きが激しい分上がったり、下がったりした瞬間、長い足のチャート確認をせずトレンドを勘違いしてしまい、ポジションを持ってしまった結果、大損してしまうという結果になってしまうこともあります。
年度末や月末は企業による海外資産の売却や、決算のための買い上げなどで、ドル円に限らず、ユーロやポンドでも短時間で激しく変動し、振り回されやすくなります。
スキャルピングでも超短期間での少ないpips数での決算なら良いのですが、1時間を越えてポジションを持っているようであればこの時間の値動きは通常時とは違うことを念頭においての取引を行うようにしましょう。
本日のロンドンフィキシングでは円買いが入り50pipsほど下落しました。
先月も先々月もドル買が多く入ったため、株価も引き連れらてくるとさらなる下落相場の加速になりそうです。
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