雇用統計の結果待ち

本日の為替市場のドル円は、米11月の雇用統計の改定値と12月の雇用統計の速報値に注目する展開となります。

米12月雇用統計の予想は非農業部門雇用者数変化が前月比+16.4万人(最小+12.5万人、最大+26.6万人)、失業率が3.5%、平均時給が前月比+0.3%、前年比+3.1%となっています。
市場の噂では、11月の非農業部門雇用者数の+26.6万人の改定値が大幅に下方修正され、12月の非農業部門雇用者数も最小予想である前月比+12.5万人程度となるネガティブサプライズが警戒されています。

ただ、あくまで予想値までは織り込みされているため、予想値を越えて大幅に上下した際に為替相場に影響が出ると考えられます。
FRBは2020年度の利上げを見送るとすでに発表しているため、大幅に数値が悪化しない限りは利下げの織り込みは無さそうなので、大きく動くことは考えにくいところもあります。

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