ポンドは売り買い膠着、次の材料待ち

欧米の金融関係者がもう聞きたくない言葉はブレグジットと米中貿易協議みたいです。
そのブレグジットですがもはやどうなっているのか、結果だけ早く教えてほしい状態の人も沢山いると思いますがイギリスに実際住んでいる人にとっては鬱の原因になるくらい早く白か黒かどっちでもいいから決めてくれ状態みたいです。

英下院は22日に、EUと17日に合意した離脱協定案について、賛成329、反対299で可決し、最初の関門を突破しました。
昨日は離脱協定案(WAB)の審議を3日間とする政府動議を英下院が否決。これにより月末までの離脱は困難となった感じです。
ジョンソン首相は、この結果を受け解散総選挙の可能性を示唆しましたが、イギリスでは議会解散は首相の専権事項ではなく、下院の同意が執拗で9月にも政府による解散の提案を下院は否決しています。

解散総選挙の可能性

合意があろうがなかろうがとにかく10月31日に離脱したいジョンソン首相は22日の下院で、EU加盟国と協議し意向を伺うつもりだが、EU側が結論に達するまで我々はこの法案を巡る議会進行を一時停止するだろうと述べています。
一方で、政府は責任のある方針を選び、合意なし離脱への準備を加速させるだろうと10月31日の離脱路強調し、下院が来年1月あるいはそれより先まであらゆるものを延期する判断を下した場合、解散総選挙を目指すだろうとも述べました。
もし、下院が承認し解散総選挙となると準備期間を入れれば最短で11月28日に実施されることとなりそうです。

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