本日のニューヨーク市場は、24日のクリスマスのため、午前のみ取引、明日は休場となります。
24日の為替市場は、クリスマス休暇もあり、積極的な売買が控えられている中での米国株式市場の大幅な下落、政府閉鎖も来年1月まで継続するとみられており、リスク回避の動きが加速しました。
ニューヨーク市場は短縮取引
クリスマス休みを控え、主要3指数が2%超下落して取引を終えました。
下落率は弱気相場入りの節目とされる20%に近づいています。
ムニューシン米財務長官が、市場急落を阻止するチームの電話会合を招集したことが、相場の重しとなった可能性があります。
株式市場が下落する中、ムニューシン米財務長官は、トランプ大統領、パウエル議長の更迭を提案していない、その権利もないと、先日のトランプ大統領がパウエル議長を更迭することを検討するとのニュースを否定、火消しに回りました。
市場ではワシントンの動向に懸念を抱き、市場の大きな修正に直面する中、さまざまな見方が出ているようで、マイナス要因として捉えられていると指摘。
この時期の流動性が極端に限られ、少しでも売られると非常に大きな下落を引き起こすと分析されています。
政府閉鎖の解消は困難な問題となっています。
米民主党の議員は24日、トランプ大統領が保守派の下院共和党議員に影響されている限り、政府機関の閉鎖を終わらせるのは難しいとする共同声明を発表しました。
トランプ大統領が閉鎖を終わらせるために容認することについて、複数のホワイトハウス当局者から複数の異なる見解が示されているとの認識も示しています。
マルバニー米行政管理予算局長官は23日のニュースインタビューで、政府機関の一部閉鎖について、年明けに開会する新議会まで続く可能性が非常に高いと述べていて、この問題は長引きそうです。
日経平均株価は2万円割れ寸前
東京株式市場でもニューヨーク株安の影響を受けリスクオフ相場が加速しています。
日経平均株価は、過去に何度もサポートしていた21,000円を割り込んで20,000円が見えてきました。
20,000円を割り込んだとしても19,000円あたりまでは過去に売買が積み上がっているところであり、しばらくもみ合いになりそうな感じでもあります。
日経先物は20,000円を割り込み19,000円台での推移となっています。
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