連休最終日、5月第2週の相場

連休最終日の今日、明日から通常営業となる東京市場を前に閑散相場の中、トランプ米大統領が米中通商協議の進展ペースに満足していないとし、中国からの輸入品2000億ドル相当に関する関税率を10日に現行の10%から25%へ引き上げるとツイートしたことにより、先週末の終値より円高ドル安からのスタートとなりました。
その後シドニー市場で、ドルは若干買い戻されたものの、中国側が8日に予定されていた米中閣僚級貿易協議をキャンセルする意向を示すと、再びドル売りの流れと変わりました。
上海総合指数も大幅に下落し、約2ヶ月半ぶりの安値で大引けしています。
リスクオフの流れにドル円も弱含みの流れとなり、その後、中国外務省から、米中通商協議にむけて交渉団は訪米の準備中との発言が伝わると110.64まで下落したドル円は、110.84まで反発しましたが、米中関係の先行きは相変わらず不透明のままで、ドル円の上値の伸びも限定的でした

ニューヨーク市場ではリスク回避の動きは一段落

現在のニューヨーク市場ではドル円は110.9とリスク回避の動きは一段落したように見えます。
米中貿易協定合意への期待感は後退し、引き続き米中貿易協議の行方には注目が集まります。

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