原油に一喜一憂

下落の続いている原油市場ですが、トランプ米大統領は2日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談を行ったことを明らかにし、サウジとロシアが産油量を最大で1500万バレル削減すると予想していると述べました。

トランプ大統領は当初、サウジとロシアの削減幅は1000万バレル程度になるとツイッターに投稿。その後、削減幅を1500万バレルに引き上げました。
トランプ大統領は「実現すれば原油・天然ガス業界にとって素晴らしいことになる!」とツイートしています。

これにより、WTI原油先物価格が急騰。産油国通貨とされるカナダドルに買いが集まりました。
23時40分過ぎに一時76.54円と日通し高値を更新ています。
なお、サウジアラビアは石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国に緊急会合の開催を呼びかけてます。