ブレグジット、一発逆転、合意はありうるのか
週明けの7日の市場ですが、英国とEU双方から貿易交渉についての良い内容の報道がイマイチ伝わってこないのが現状です。
イギリスの一部報道誌では合意が近いなど、楽観的なニュースが今朝は流れましたが、実際は交渉は継続しており、本日はジョンソン英首相とフォンデアライエンEU委員長が電話会談を行う予定となっています。
一部報道によると、ジョンソン英首相はEU側からの要求を受けて、交渉から撤退する用意もあるという情報も流れ、ポンドは一気に下落へと転じました。
10日の木曜日に開催されるEUサミットを控え、漁業権、ガバナンス、LPF(対等な競争環境)の問題に関して、EUか、英国側のどちらかが譲歩しない限り、決まらない可能性があります。
タイムリミット的には水曜日で、この日までにある程度の枠組みが決まってないとなると、EU英国双方の合意のもとに離脱するのは、一層厳しくなりそうです。