気になる今夜の為替の動き

昨晩深夜から為替動きましたね。

ドル円についてはパウエルさん、発言内容が若干ハト派寄りだと捉えられてドル円売られました。
ハト派寄り発言で株式市場は安心感から上昇して行ったのですけどね。
FRBがバランスシートの縮小に向けて、金利上昇させると、株価は下がり為替は買われるっていう典型的な形になりました。

ただ、パウエルさんあまり動かなかったのは原稿通りでイレギュラーな発言はほとんどないと受け取られた感じです。

今日一番動いたのは北朝鮮のミサイルでもなくポンドと上院での税制改革法案を進めることの合意でしょう

イギリスのブレグジット問題、清算金問題で譲る気のないEUと、そんなに払えないイギリス永遠に平行線だと思われていたこの2つが清算金で合意したことによりポンドが上昇、クロス円のポンド円に至っては3時間で2円も上昇するという殺人通貨の名に恥じない動きを見せてくれました。。。

このポンドの上昇によりリスクオンでドル円もつられて上昇、それに加えて税制改革案の合意も上院で可決されたことによりドル円60pips近く上がりました。

もし、日足レンジの上昇トレンドだった場合、もっと上値を試しに行ったとは思うのですが、
ここは中長期で下降トレンド、上昇圧力にあまり勢いがなく途中で失走。思ったほど上がりませんでした

北朝鮮もミサイルを撃ってきたのですが、落ちた場所も日本海ですし、昨日朝に官房長官が会見で明日か明後日にミサイルを撃つ可能性に言及してたため、市場もそれほど反応を示すこともありませんでした。

本日の注目点は昨日の結果を受けて、日経がどこまで伸びるのかに注目したいです

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