22日に発表されたイギリスの11月のサービス業PMI速報値は、48.3と2ヶ月来の低さとなりました。
サービス業PMI速報値は48.6と、40ヶ月来の低さとなっています。
今回のPMI数値の悪化から、BOEでの利下げ観測が織り込まれてきたように思えます。
ただ、ファンダ的な要素としては、市場の経済指標の悪化のほかに、イギリスでは3週間後に総選挙が控えていおり、その結果によっては大きく流れが変わるかもしれないため、今回の結果だけで、トレンドを決めつけてしまうと危険です。
今後もポンドの動きには警戒しつつ、あまり深追いしないように注意しないといけないかもしれません。
FOMC議事要旨ではしばらく政策金利据え置き
20日に公表されたFOMC議事要旨では、しばらくは政策金利据え置きで一致したことが明らかになりました。
12月の10日〜11日に開催されるFOMC会合での追加利下げ観測は後退しましたが、18日にパウエル議長がトランプ大統領に会談した時に、追加利下げを要請された可能性は高く、追加利下げの市場の織り込みが大きく後退する可能性は低そうです。
今後もアメリカ経済を取り巻く環境が改善しない限り利下げの可能性は消えず、利上げへと舵を切ることも難しそうです。
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