米中貿易協議の今後の展開に注目

骨折してしまい手術と入院でしばらくブログをお休みしていました💦ご心配をかけて申し訳ありません。今週末には退院できる予定です
先週は米中貿易協議の先行きや雇用統計により大きくドルは動きましたが、まだ明確に方向性を示す形にはなりませんでした。
やはり雇用統計で好調なアメリカ経済をいくら示しても米中貿易協議の行方の方が比重が大きいみたいですね

ドル円は一時109円70銭付近まで上昇するも、ISM製造業の下振れやロス米商務長官による「12月15日までに合意できなければ、大統領は関税を引き上げる」との発言でリスクオフの展開となりました。
為替はドル売りとなりドル円は109円割れまで下落、EURUSDは1.1100付近まで上昇。その後、トランプ大統領による「米中合意に期限はなく、大統領選後でも良い」との発言で合意期待が後退、米金利が大きく低下する中、ウイグル人権法案可決も嫌気され、ドル円は一時108円50割れまで下落。
その後、「米中が第1段階の貿易合意に近づく」との報道でドル円は108円台後半まで反発し、週後半にかけて、英国世論調査で保守党支持率が上昇し来週の総選挙が意識される中、ポンドドルは1.3160付近まで続伸。ポンド主導でドル売りとなる中、ドル円は108円台半ばで上値重く推移。
米国の雇用統計は良好な結果となり、米金利上昇・米株高で為替はドル買いになるもクロス円の下落に押され、ドル円は108円60銭付近で上値重く推移。
今週は15日に対中追加関税を控えて引続き米中交渉に注目です

今週は他にも週半ば以降、11日(水)にFOMC、12日(木)ECB、英国総選挙とイベントが多いですが、中でも注目は英国総選挙で世論調査の結果は保守党・労働党の支持率の差が10%以上を超えているものも多く、保守党過半数での議席獲得が見込まれています。過半数獲得となればマーケットリスクセンチにはポジティブでポンドは一段高、ドル円も下値を支える材料になると予想されています

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