ドル円は底堅い展開

ニューヨークの株価が下落しても日経は上昇

現在の為替相場ですが、週末にトランプ大統領は日本が市場開放しない場合、日本車にも20%の関税をとの発言でも、週明けのドル円は111円後半から底ぬけることはなく、112円半ばをめざし上昇しました。
また対中制裁についての言及でダウ平均が下落した時もドル円は112円前半で下げ止まりました。
下値では本邦実需と思われる買いも控えています。

中国の関税問題については、トランプ大統領が米中首脳会談の結果次第で、全中国輸入品に追加関税を課す計画を明らかにしています。
トランプ大統領の発言の中には、我々は結果的に素晴らしい協定を結ぶことになると期待感を表明しながらも、いまはその時期ではないと繰り返しています。
いずれにしてもトランプ大統領は中間選挙の投票を来週に控えて、突飛なことを言い出すリスクには警戒が必要です。
本日も日本時間の昼頃にトランプ大統領が、対中貿易で素晴らしい取引を見込んでいるとの発言で上海総合指数が上昇し、日経もそれを受け、大きく上昇しました。
今週金曜日には米雇用統計もあるため、方向性を決めるような発言や、急激な株価の上昇下降がない限り、しばらくはレンジ相場が続きそうです。

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