米国の8月シカゴ購買部協会景気指数は7月より低下し、5月以来最低となりましたが、予想は上回りドル買いの動きとなりました。
その後、発表された8月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値は上方修正され予想を上回りましたが、7月からは低下し、今年頭以来の最低値となりました。
FOMCがインフレ期待として注目している同指数の1年期待インフレ率確定値は3.0%と速報値から若干上方修正され、7月から上昇。
また、5〜10年期待インフレ率確報値も2.6%と、速報値2.5%から上方修正され上昇しました。
毎月発表されるこの米ミシガン大学消費者信頼感度指数ですが、この数値が上がっていれば、米国の消費が上がって来ていることとなり、景気の拡大を示す一つの指標となります。
現在の相場、株価の影響が出ている感じです。
日経平均株価は若干の下落、追加関税発動の報道をきっかけに、自動車や機械などの輸出関連株に売りが出た感じです。
ただ、その後、中国の製造業の景気指数が改善したため、上昇に転じる場面もありましたが、23,000円に近づくと、戻り売りが出ているみたいで上値を抑えています。
来週は米雇用統計があり、今年4回目の利上げを行うのかの一つの目安となる指標のため、もし予想値よりかけ離れた結果だとしたら一気に動く可能性もあるため、警戒が必要です。
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