本日の相場は朝からニュースに左右される相場でした
相変わらず通称問題が引きずっている株式、為替市場ですが、今朝早くアメリカのナバロNTC委員長がCNBCでインタビューを受け、トランプ大統領の通称政策は誤解されている、米経済状況は強気、4%成長を想定、29日発表の米財務省報告で中国との問題に対処、トランプ大統領は中国だけを指名しているのではない、と発言。
この発言を受け、数分間にドル円は50pipsもの上昇をし、一時110円台を回復しました。
ムニューシン財務長官もツイッターで米企業への投資制限は中国に限らず、米国の技術を盗もうとするすべての国が対象だと発言。
米株はハイテク株を中心に売りが加速し、その後、株式の引け前にナバロNTC委員長が投資抑制は計画していないと火消し発言、ダウは160ドル急反発しました。
通称問題については米政府内でも意見がまとまっていない感じがします。
本日のニューヨーク市場は昨日の反動で買い戻しが入っているものの、やはり上値は重く、通称問題をめぐる疑念が株やドル買いの重しになっている形です。
下降したり、一気に上昇したり、東京時間からニューヨーククローズまでフラッシュニュースに振り回される形になりましたが、ドル円の動きは110円台は重く109円台の前半にも買いが並んでいて、根本的に問題を解決しない限りは、上にも下にも行けない状況が続いています。
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