税制改革法案成立

昨日、税制改革法案成立しました

トランプ大統領が公約していた法人税の税率改正、30年ぶりの大規模改正って騒がれてますが、当初のトランプ大統領が求めていた規模に比べて大分縮小されたみたいで減税効果も50兆ドルから15兆ドルと規模縮小の肩透かし感もあります

そして、この減税法案、恩恵を受けるのは富裕層である資産家や不動産投資家のみで、住宅ローンは上がるし、地方税の控除には制限がかかるしで一般市民には実質の増税、共和党の指示も若干下がってきています…

企業に勤めてる高額所得者も最終的に税引きされて収入が減るという、この法案トランプ大統領が自分のために頑張ったんじゃないのかと思っちゃいますよね…

為替市場も冷めた感じで、多少のドル買いはあったものの、年末はもともとドル需要高いのもあって、大きな反応はありませんでした…

この法案、経済効果が限定的になってしまうと減税した分アメリカ政府の予算がどんどん減って行くので早めに手を打たないと、3月には米議会で再びデフォルトのリスクが高まる危険性が増します

大々的に宣伝した減税、蓋をあけると一部のお金持ちの人にしか恩恵なくその分一般市民の増税、流石にアメリカ国民も呆れていると思います

来年10月にはトランプ大統領の中間選挙がありますが、この結果がどう転ぶのか来年中には結論が出ると思うので、今から楽しみです

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