今晩のECBの会合での結果は政策金利は据え置きでした。のちに発表された声明では量的緩和について2018年9月まで継続。必要に応じてはそれ以降も継続とし、金利も現在の水準での維持、資産買い入れも継続。
慎重なハト派姿勢によりユーロ売りにつながりました。
ユーロは指標に左右される不透明な相場になりそうです。次のポイントは四半期経済予測が公表される6月の理事会になりそうで、それまでドラギ総裁も慎重姿勢は続きそうです。
ブレグジットの問題も不透明な部分もまだあり課題が多く残されていることがポンドの上値を重くしている要因に思えます。
それでも対円に関しては上昇を続けておりポンドが買われているというより円が売られている感じです。
混乱状態のEU離脱のニュースに関してはどの情報が正確なのか、アイルランドの国境問題は解決策がないとの英政府内の発言とか、メイ首相のEU離脱後のTPP参加検討の話や、噂はたくさんあるため振り回されそうになりますが、ポンド市場も最近の動きは結構限定的になってきている気がします。
27日には南北首脳会談があります。
ここでは終戦宣言に調印する予定で、事前に色々と根回しや打ち合わせをしているため余程の事がない限り決行されます。
非核化については楽観視できないところもありますが、このあと続く米朝首脳会談の地固めを無難に行われるかどうかが焦点となりそうです。
情報源: 南北首脳会談、「終戦宣言」がマズすぎる理由 | 韓国・北朝鮮 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
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