週頭まで悪いニュースに反応しなかった市場ですが現在はさすがに下に抜けてきました。ダウ平均も日経先物も軒並み下がっております。
コーン委員長の辞任に続いて、ティラーソン国務長官の解任、さらにNYタイムズによると、今週中にさらなるスタッフの交代が発表されると報じています。噂によればあと9人ほど解任とか、ますますトランプ政権どこに行ってしまうんでしょうね。。
対話での北朝鮮との関係改善を目標にしていたティラーソン国務長官の解任により、トランプ大統領、さらなるナショナリズム、保護主義に傾く可能性があり、イラン問題や、北朝鮮問題の解決がさらに遠のいた感じです。
また、中国に対しても幅広い中国製品の関税引き上げを検討し、追加関税最大600億ドルに達する見通しで、もしこれが発動されるようなことがあれば、中国側も報復措置を取り、貿易戦争になる懸念が出てきました。。
大統領の中間選挙の一つの指標になるとして注目されていたペンシルベニア州の下院補欠選挙は、現在一部報道では民主党の勝利だという報道が出ていますが、僅差みたいでまだ確定ではないみたいです。
このペンシルベニア州は共和党の地盤で、2016年の大統領選挙では20ポイント近い差をつけてトランプ大統領が勝利してところでもあります。
ここを共和党が落とすことは中間選挙に向けての大ダメージになりそうです。
現在のドル円は106円を切ることはなかったのですが、上値も重たい感じです。
ユーロでは、ECBのドラギ総裁が「ユーロ高がインフレ率にとり今後の重しとなる恐れ」との発言を受け、一時的にユーロが売られました。
現在ユーロとドルは通貨の強弱では揉み合い状態で、リスク回避の円買いが主流になっているみたいです。
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