昨晩公表されたベージュブック(12の国内地域経済の現況を報告する文章)では、全米での緩やかないし、緩慢な経済成長が確認され、これに好感を持った市場では、株価も上昇、エバンス米シカゴ連銀総裁や、カプラン米連銀総裁のタカ派発言により利回りも上昇し、再びの111円台に戻りました
このベージュブックの結果が次のFOMCでの討議資料となる為、3月の利上げがより現実化してドル買いに繋がりましたね
ユーロ圏ではECBのコンスタンシオ副総裁が、ユーロの上昇について警告し、対ユーロでのドル買いが進行し、一時1.216まで落ち込む場面も見られました
昨日はニューヨーククローズ前、ドル円は上昇相場でした
ダウ平均株価も2万6000ドルを突破と最高値更新など景気のいい話が飛び交いましたが一転、その後上昇ペースが早すぎる警戒感や利益確定の売りも出て値下がりしての取引終了となりました
そして今晩、思ったより続かなかった上昇相場、19日の政府閉鎖が重しになって来ましたね
昨日までは何とかなるみたいな空気だったのですがニュースでも取り上げられてしまい111.5あたりから110.7まで落ちてしまいました
111円台、24時間も持たなかったです
現在の市場、ドル売りがやはり主流となっているため多少の懸念材料でも上値の重しになってしまうので警戒が必要です。
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