今晩の市場、カナダの金融政策決定会合で政策金利を市場の予想通り0.25ポイント引き上げました
ある程度の織り込みはあったものの、その後の声明の中で、「インフレを目標値で維持するために緩和が必要だ」との見解を示し、予想されていたほどタカ派発言ではなかった為、カナダドルが一気に売りに出されました
織り込み済だったとはいえ、利上げしますでここまで落ちるのもなかなかないですが、現在どの国も株価もいいので利上げに踏み切ってますがインフレには程遠い結果で、企業はいいけど民間はダメな状態が続いています
現在単純にデフレ脱却するには原油価格の高騰に頼ってる状態です
ただ、民間の景気を上げてインフレに持って行くのではなく原油価格だと強制的にインフレに方向転換する形になるので給料は上がらない、なのに物価は上がるという1番最悪な状況になりそうです…
そして忘れてはならないのが先月暫定予算を組んだアメリカです
移民政策に関する協議の行き詰まりを背景に共和、民主両党間に亀裂が生じる中、つなぎ予算の期限である19日までに新たな予算措置を議会で可決できずに政府機関が閉鎖に追い込まれるリスクが高まっている。ただ、米株式市場では閉鎖は回避されるとの見方が強い。[ロイター通信より]
政府閉鎖全く織り込まれていません
共和党が譲歩しない限り次の予算が組めないので、今週末までもし予算問題が上がってくると一気に110円を割り込む可能性があるので注意が必要です
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