本日発表された米雇用統計、市場の予測を大幅下回ったのですが数字的には労働市場が健全化であることを証明する結果となりました。
失業率も低下予想に反して、2月と同水準を維持。失業保険申請件数も低水準で推移していたため、雇用統計もいいんじゃないかと思われましたが、予想値より悪かったのはネガティヴな要素になり、ドル売りになりました
ただ労働市場は賃金の伸びも加速、不完全雇用率も低下するなど労働市場の堅調さを表した結果となり、FRBの年3回の利上げは変わらないと判断されました。
市場では次回の利上げは6月で織り込んであります。
6月のFOMCまであと2回の雇用統計が発表されますが、ここで大きく変化がない限りは利上げについて変わることはないと思われます。
パウエル議長の発言
26:30にはパウエル議長の講演があり、インフレの抑制のために利上げは必要だと発言。
ちなみにパウエル議長、公演始まる前から株価下落、ドル売りと、言ってることはいつもと変わらないことしか言ってないはずなのに口を開けばダウが下落するみたいで、イエレン議長の時も同じだったのでFRB議長が発言する時の下落は良くあることなのでしょうね。
落とし所はどこになるのか関税問題
貿易戦争を招きかねない関税問題、水面下で米中落とし所を探っていると市場では思ってましたがアメリカが5兆円規模の関税を課すと宣言すると中国も5兆円の関税をかけると応戦、さらにトランプ大統領、ならば10兆円にすると追加関税を検討。
トランプ大統領も中間選挙に向けてなりふり構わずですよね。。これで支持率上がるんだからアメリカは大丈夫なのかなって思います。。
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