週頭からダウ平均株価が下がっているのを受けて、日経平均も下げ幅を拡大していくかと思ってましたが、いい感じに日銀のETF買い入れの底上げが効いて、ダウは下がるのに日経は下げ幅限定的になっています。
まあ、これ税金で底上げしてるんですけどね。
東京株式市場、名前は東京なのですが外国人投資家の割合多いです。本日も午後から日銀の買いが入るとの思惑から、海外の投資家が買いに入った模様です。
ちなみに日銀のETF買い入れ額年間6兆円。そして日銀が保有しているETF残高は20兆円を超えています。
黒田総裁の1期目の任期である4月までは特に方向転換もなくこのままでいくのでしょうが、今後この巨額の残高をどう手放していくのか、出口戦略が注目されるところです。
為替市場、株式市場と基本連動しています。ただ主だった材料もなく、動きは少ないです。
一部報道機関がトランプ大統領の減税政策第二弾として、所得税の恒久減税や、キャピタルゲイン(株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のこと)減税などをホワイトハウスは考えていると報道されましたが、市場はほとんど反応しませんでした。。
ポンドの動きですが、ロンドン午前に元ロシアスパイ殺人未遂事件をめぐり、イギリスとロシアの関係性が悪くなることを嫌気してポンドが売られましたが、その後買いが入り、V字回復で現在は元の値段まで戻しています。
ロシア問題に関して、欧州の国が今回の事件に関して、ロシアを抗議する共同声明を出し、米財務省は大統領選介入でロシアへの新たな制裁を発表しました。
今後、欧米とロシアの関係性が問題視されそうです。ただでさえ貿易摩擦問題で中国との関係性も注視されている現在、市場にとってはネガティブ材料になります。
現在市場はゴルディロックス経済と言われていますが、米国保護主義が足を引っ張っており、どちらに転ぶか注意していきたいところです。
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