先週は関税問題が重しとなり、上がっても叩かれる相場となりました。
ただ上値も重いのですが底も硬く、ドル円では上は107円、下は105.5円と狭いレンジでの推移となりました。
今週は19日から20日までアルゼンチンのブエノスアイレスでG20が開催されます。
仮想通貨に関しての取り扱いに関する議論などが議題に上がりそうです。
なお麻生財務相は森友問題に関する国会の議論のため欠席みたいです。もし、ここで麻生大臣が辞職とかになってしまうと一気にリスクオフが進行するので円高要素と判断されそうです。
トランプ大統領は関税に関して、中国を標的とした政策を、早ければ今週には発表するとの報道もあり、いきなりの為替の変動が予想されるため、注意が必要です。
20日から21日までFOMCが開催されます。
ここでは利上げがほぼ確実とされています。注目される点はその利上げが年内3回なのか、4回行うかという内容です。
あと、ここでパウエル議長がハト派の発言するのかタカ派発言なのかも注目されるところです。
もともと景気は年始に弱くなり春以降加速すると近年よく見られるパターンですが、これに沿ったものなのか、それとも本当に景気減速しているのか、判断がつかないところではあります。
ポンドにとっては買いの材料になりそうです。
EUとイギリス、離脱以降の条件で大幅合意との一部報道を受けて、ポンドが上昇しています。
22日から23日まで行われる予定のデービス英EU離脱担当相とバルニエEU首席交渉官のブレグジットの話し合いの前に、それぞれの代理人が話し合いを始めたことで、ブレグジットへの楽観論が広がっています。
現在いろいろと続報も出ているため、しばらくはポンド買いの方向に行きそうです。
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