すごい勢いで今週は円が売られ、ドル高になり１２２円まで行きましたね。
もう２０年近くFXに携わっていたら、このパターンは何回も遭遇したか。
今回は大魔王インフレパウエル撃退王劇場でしたね。
フィクションとして記載しますね。
ドル高は日本銀行としては容認する
大魔王インフレ撃退王パウエルは、日本支部長、黒田総責任者に相談。
「日本はドル円１２０円で為替介入入るよね、円安にいかないように、今回、調子良くドル高に行っているから、ちょっと介入はしないでくれない。」
黒田総責任者は「わかりました。でも、日本銀行の大株主は日本政府なんで、少し聞いてみます。」
パウエル「わかった、たのむよ」
後日、黒田「パウエル様、了解をえました」
パウエル「そうか、すまないね。日本はインフレ率は０・８％だったよね、アメリカ７．９％なんだよ
ドル高にすれば、輸入品は為替の影響で安く手に入るからね。ありがとう。」
３月１８日 日銀総裁の発言で「ドル高は日本銀行としては容認する」
３月２１日 ＦＲＢ議長発言「５月もしくは６月、年７回もしかして０．５％金利発動するかも」
そして、３月２２日、日本時間１１時３０分過ぎから１４時にかけて、一挙に１２０円突破！
恐るべし、大魔王インフレ撃退王パウエル議長のデキレース！
恐らくドル円を上げたのは日銀でしょう。そんな時間帯、アメリカもヨーロッパもお寝んね時間。
そうなれば、日本の金利は０．００１％、７回もすれば３．５％、すでに１．０％アメリカは政策金利があり合計４．５％！
１０億円をアメリカの銀行に預金していれば、４５００万円も利子がつく！預金金利だ。
素晴らしい！
と言いたい所だが、預金金利が上がると言う事は、ローンしている方や会社は銀行の貸し出し金利が、
まあ、手数料も入って８％近く上昇する！
銀行だよりで回している企業は、つぎつぎ倒産は見えてる。
５月からQTの金融引き締めを行う予定
しかし、大魔王インフレ撃退王パウエル総督は、そんな事わかっている。だから、ダウやS＆P５００、S&P１００を
コロナが３０００円から６０００円に２年間で、２倍にあげたではないか！
バランスシートの拡大戦略で、もう充分儲かったろう。５月からQTの金融引き締めを行う予定。
ダウが下がろうか、景気が悪くなろうが、会社が潰れようが、そんな事を容認している。
俺はインフレを止めたいんだ！！！
それに影響を受けて日経平均が暴落してしまう。俺には関係ない。それは黒田総責任者が、頑張ればいい。
ロシアの戦争がつづく限り、この流れは、ストップしようがない様子です。
みんさんご注意を。
