ニューヨーク市場ではドル円は上値が重い状態です。
トランプ大統領は米中貿易協議にかかわらず、中国製品2000億ドルに追加関税を課したいようだとの一部報道が伝わると、米株式相場が失速、ドルの売りがでえました。
ただ、売り自体は限定的で、トレンドの転換するほどの材料ではなく、9月の米消費者態度指数速報値や、8月の米鉱工業生産指数がいずれも予想より良好な内容になったため、下も硬い状況です
全体的に米株や債券が落ち着いた動きとなっており、週中に一気に動いた後は、週末にかけ、徐々に動きが鈍ってきて、トレンドが定まらない形になっています
アメリカでは現在大型のハリケーンの上陸がニュースになっています。
米国直撃で200億ドルの被害が発生するとの見方で、ノースカロライナ州を直撃する見通しです。
ちなみにトランプ大統領はもう既に来週の予定に、ハリケーンフローレンスが直撃した地域を慰問する予定にしています。
災害時の為替の動きは、その国の経済に打撃を受けるため、一時的に売りが入るかもしれませんが、最終的には、復興のための予算や、そのための雇用、保険金など、お金の動きや経済活動が活発になるため、最終的にその国の通貨が買われることが多くあります。
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