FOMCでは2020年度の現状維持発表

FOMC政策金利発表

10日から11日にかけて開催されたFOMCでは、市場の予想通り政策金利の据え置きを決めました。
米国経済に関し緩やかなペースで拡大しているとしたものの、2020年に向け金利据え置きを示唆。それを受け、米国株は上昇した半面、米10年債利回りは低下し、ドル・円は長期金利に連動し値を下げています。
その後12日ののアジア市場もその流れを受け継ぎ、ドル・円は108円40銭台に弱含む場面もあった。ただ、その水準では国内勢が押し目買いを進め、108円60銭台に戻しました。米株式先物や米10年債利回りの持ち直しも、ドルの買戻しを支援する材料となった感じです

米中通商交渉の決裂と関税引き上げ実施というリスクシナリオが現実化しなければ、FRBにとってかなり異例となる「政策維持」の長期化が展開される可能性が高い見通しで、
パウエル議長が会見で「利上げにはインフレ率の大幅かつ持続的な上昇確認が必要」と述べ、利上げへのハードルを大幅に引き上げた結果となり、しばらくは現状維持が続きそうです

イギリスの選挙結果に注意

イギリスの総選挙の結果発表が明日に迫っており、ボーダーラインが322〜323議席で、これを上回れば実質過半数の可能性がありポンドにとってもいいニュースとなりそうです
ただ出口調査でこのギリギリの数値が出ると確定するまで相場が荒れる可能性もあるため警戒は必要です

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