雇用統計への警戒感

5日発表予定の米雇用統計では、アメリカの今後の金融政策にも影響を与えるとして、注目を集めています。
雇用統計の先行指標の中でも最も相関性が高いとされている民間の統計であるADP雇用統計の3月分は予想を下回り2017年9月以降1年半ぶりの低い記録で、今週末発表の3月の雇用統計にも警戒感が広がっています。
先日もブログで書いた通り、2月の雇用統計が冴えなかった理由として、米政府機関閉鎖など特別かつ一時的要因が影響したと見られています。
もし、3月分の雇用統計でもネガティブサプライズとなった場合は、労働市場の悪化基調を確認することとなり、今後の成長減速見通しを裏付けることとなり警戒されています。

米中貿易協議は継続

クロードNEC委員長は、中国が知的財産の盗用などを始めて認めたことは、新たな前進としたものの、合意にはまだ至ってないと慎重な姿勢です。
しかし、トランプ大統領は、協議が順調に進んでいると楽観視しており、合意に向けた期待が強まりつつあります。
トランプ大統領は、中国の劉鶴副首相と4日に会談する予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です