終わりの見えないブレグジット

22日の欧州市場では、メイ首相のEU離脱をめぐる新提案への期待からポンドの買い戻しが優勢となりました。
メイ首相はブレグジットをめぐる2回目の国民投票実施の議会採決を提案との一部報道をきっかけにポンドは一時1.2813ドルまで上昇しましたが、メイ首相の会見が始まると勢いも失速し、会見では超党派の協力を訴え、来月初旬に議会へ提出予定の離脱関連法案に、2回目の国民投票実施を英議会にはかることを要件とする項目が含まれていることを明らかにしました。
ただ、与党・保守党のEU離脱強硬派から反発の声が相次いだ他、メイ政権に閣外協力する民主統一党からは懐疑的な味方が示され、コービン労働党党首も新提案を支持しない意向を示し、ポンド売りが広がり、買われた分の上昇分きっちり戻す形となりました。

FOMC議事録公表

為替市場のドル円の動きは、今晩発表されるFOMC議事録での利下げの議論の有無を見極める展開となりそうです
利下げの要因となりそうな貿易戦争への警戒感が強まる中、トランプ政権はFRBへの利下げ圧力を強めており、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀総裁の公園にも注目が集まります。

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