日米通商協議に注目

8日の市場では9日に行われる日米中傷協議を控え値動きは小幅にとどまりました。
今回ですべてが決まることはないとは思いますが、もし、自動車関税が決まった場合、日経平均も為替も一気に落ちると試算されています。
株価の方も、企業決算が多く、その結果につられ上昇下降を繰り返しています。
株価の上方修正でも材料出尽くしで売られてしまい、結果日経平均の下落を引き起こしてしまうこともあり、警戒が必要です。

日米通商協議9日にワシントンで初会合

通商協議を巡っては、米国が2カ国間貿易協定交渉を求める一方、日本側はTPPへの復帰を求め、立場のすれ違いがわかりやすい感じでスタートします。
茂木経済財務相は「日米貿易摩擦が高まった1980〜1990年代とかなり異なり、日本企業の現地生産、相互依存が進んでおり、ウィンウィンの関係構築について話したい」と述べています。
市場関係者は、米中がもめている現在、日本が一段と標的になりやすいと警戒する声もあります。

英ポンドは安値更新

英国が条件で合意できないまま、EUから離脱する懸念が高まっていることからポンドは約1年ぶりの安値をつけました。
期限までに合意がなされるのか、重要イベントの日程は、
英議会再開9月4日〜13日
EU首脳会議9月20日
労働党大会9月23日〜26日
保守党大会9月30日〜10月3日
欧州理事会10月18日
以上の動きで進むとは思いますが、欧州理事会は12月13日〜12月14日にも開催されるため、延長する可能性も出てきています。
ちなみに英議会の合意承認投票は未定です。

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