戻り売り継続です

北朝鮮の地政学リスクの後退と先週発表の米雇用統計の結果が良かったこともあり、ドル円は105.5で底打ち、そこからトレンドは上昇したかのように見えましたが、一転して、森友問題が再燃、麻生さんの進退が不安視されたためか、再びのドル売り方向に行きました。

本日は午前、麻生さんが続投の意思を念押しするかのように表明し、その後の日経平均の上昇に伴い一気にドル円は107円台を回復しました。

日経平均が2万円台まで行ったのも、ドル円が100円を切っていた状況から一気に120円まで上がったのも、安倍総理のおかげなので、ここでその一端を担った麻生さんが辞任となると、再び円高に向かっていく可能性がありますが、はっきりと続投の意思を示したため、安心感からかドル円の上昇につながりました。

このまま日足で定着するなら短期、中期トレンドは上昇トレンドとなったのかもしれませんが、本日夜、ティラーソン米国務長官の解任ニュースが流れると、107.25あたりまで上昇していたドル円ですが一気に50pipsほど下落し、現在は106.5あたりで止まっているところです。

ティラーソン米国務長官ですが、トランプ大統領と対立することもなくうまくやっていってるように見えてたのですが、結局は意見の相違があったみたいですね。。
北朝鮮問題に関して、国務長官は対話姿勢をとっており、どうもこの北朝鮮問題やイラン問題でトランプ大統領と意見の対立があったみたいで、ティラーソン米国務長官解任後、ポンペオCIA長官が後任に指名される模様です。

このポンペオCIA長官、トランプ大統領と国家安全保障上の問題での意見は同じような感じで、北朝鮮、イラン問題で、強硬派みたいです。
せっかく後退してきた地政学リスクの再燃も起こりうるかもしれないので、警戒しておいてください。

ペンシルベニア州では下院補欠選挙が本日投開票されます

共和党と民主党の議員が拮抗している上院ではなく下院の補欠選挙のため、直ちに結果が影響に出るとは言えないのですが、この結果が今年の11月に行われるトランプ大統領の中間選挙に影響が出る可能性があるので、トランプ大統領支持の多いはずの地方での選挙を共和党が落としたとなると、この先どうなるかわからないという点では注意が必要です。

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