売られ過ぎたドルは一旦買い戻しへ

かいも18日のニューヨーク市場では米商務省が発表した11月住宅着工件数が前月比+3.2%と予想を上回り8月来で最高となりました。
また、住宅着工件数の先行指標となる11月住宅建築許可件数は減少予想に反して増加、4月来で最高となり、今後の住宅着工件数が増加する可能性が示唆されました。
ダウ平均株価も上げ幅を拡大し、ドル円は強含み。
6日と10日の安値112.24円がサポートラインとして意識されると反発し、買い戻しが進みました。
株式市場が上昇してたことも相場をした支えする要因となり、下落していた相場が一旦の落ち着きを見せたかのように感じます。
ただ米10年債利回りの低下が重しともなっており、現在は方向性にかける動きをしています。

FOMCを前にトランプ大統領はFRBを牽制

現在の市場の関心は明日のFOMCの政策発表に集まっています。
トランプ大統領のFRB牽制はいつもの事ながら、株式市場が悪化している状況での利上げに踏み切れるかどうかが焦点となります。
1980年代以降、利上げはぼぼ株式相場が浮上している中で実施されてきています。
FRBは今月の報告書で、金融安定面の懸念はあまり大きくないとの認識を示したものの、米株式市場の相場急落を踏まえ、利上げ停止を求める声も聞かれます。
市場では、明日の利上げは織り込まれているものの、来年度からの利上げに関しての何かしらの情報が出てくるのかに注目が集まります。

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