出口調査の結果を受けポンドは上昇

12日に行われた英総選挙で保守党が全650議席のうち380超を獲得する勢いとなり、2016年6月の欧州連合(EU)離脱を問う英国民投票から続くブレグジットの混乱がいったん収束するとの期待感が高まってきました。
日本時間の朝7時に出口調査の結果が伝わると安心感から円売りが広がり、ポンド・円を中心にクロス円の買いが優勢となり、また、ドル・円は連れ高して109円60銭台まで上昇しました

米中貿易交渉の進展

今朝方はポンドだけでなく、ドルも上昇しています
トランプ米大統領がツイッターに「中国との大きな合意が非常に近づいている」と投稿すると円売り・ドル買いが先行。
ウォール・ストリートジャーナルが「米交渉担当者は15日に予定している対中関税第4弾の取りやめと既存の追加関税の引き下げを提案した」と報じると、米中協議の進展期待から一段とドル買いが進行しました。
NY時間の終盤には「米国は中国との貿易協議で原則合意。トランプ米大統領の署名待ち」との一部報道も伝わり、ドル買いを後押しした。ダウ平均が一時310ドル超上昇し、ナイト・セッションの日経平均先物が320円上げたことも相場の支援材料となり、109.45円と2日以来の高値を付けました。

今朝は注目されているブレグジットに関するニュースや、米中貿易交渉のニュースが追い風となってリスクオンの流れとなりました
ただ、このリスクオン状態がいつまで続くのか、米中貿易交渉については未だに中国側からの発表もない事から、まだまだ手放しに楽観視するには早い状況かもしれません

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