ドル円は狭いレンジ相場での動き

20日の東京市場では、ゴトー日なのもあり仲値付近での買いが入りましたが、それ以降は日産自動車のゴーン会長逮捕などの影響を受け、日経平均株価の大幅安となり、ドル円は売りに傾きました。
その後は実需の買いで若干上昇したものの、上値も重く東京時間ではドル円は小幅な値動きにとどまりました。
欧州時間開始後も、イタリア債の急落や、欧州株の軟調地合いを受けて、ユーロの売りが強まり、リスクオフからの円買いへと値を戻しました。
本日もニューヨーク時間のドル円の動きは、重いと市場では予測していて、昨日は住宅市場指数が予想を下回ったことで、ドルが売られたとされていますが、今まで住宅市場指数が市場で大きく反応されたことはほどんどありませんでした。
最近は良い指標にはほとんど反応せず、悪い指標にだけ反応する、ドル売りのセンチメントが強いと考えられます。
本日も10月の住宅着工件数と、建築許可件数が発表されますが、両指標とも今までは市場がほとんど反応しなかった指標ではありますが、もしかしたら、今回予想より悪かった場合ドル売りに反応する可能性もあるため、注意が必要です。

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